ミス・ジャパン2024ファイナリストに美姿勢セルフケアを講義しました。
瞬間で変化する巻き肩矯正をミス・ジャパンファイナリストに体感して頂きました。
その上で、施術と同等の効果を生み出すセルフケア法を指導しました。
講義終了後も質問で列ができておりました。
「ビューティーキャンプ」という名の通りファイナリストの皆さんの意識の高さが伝わってきました。
猫背・巻き肩矯正コース(整体施術+オプション猫背矯正)8,250円(税込)
【師事しております花谷博幸先生の著書「肩を回せば ねこ背は治る!」の巻末に当院が紹介されております】
整体施術でバランスを整えた上で、猫背矯正に特化したアプローチを入れ込みます。
猫背と言うと、「巻き肩」をイメージされる方が多いと思うのですが、「巻き肩」だけが猫背の要因ではありません。
猫背に見える要因は以下の通りです。
- 股関節の外転変位(骨盤が開くイメージです)
- 骨盤の後傾
- 腰椎過可動(腰の不安定:腰痛とリンク)
- 胸腰部の屈曲変位(腰から背中にかけての丸まり)
- 肋骨の可動減
- 胸椎の可動減
- 肩甲骨の可動減
- 肩関節の内旋変位(巻き肩)
- 頸椎の前方変位(顔が前に突出するイメージです)
巻き肩は猫背の一部に過ぎないのです。
当院では、猫背の要因に対しすべてアプローチをした上で、巻き肩矯正をしております。
猫背による起こりうる問題
- 写真写りなど、見た目と印象の悪さ
- 緊張性頭痛の悪化
- 慢性的な肩こり
- 胸郭の動きの低下による呼吸浅(酸欠)
- 呼吸が浅くなることで「高山病」に似た症状が出やすい
頭痛、めまい、吐き気(消化器系の症状)、倦怠感、肩こり、眠気など - 眼精疲労
- うつ症状
- 不眠
「肩を回せば 猫背は治る!」の著者である花谷博幸先生は、近年激増している「逆流性食道炎」と猫背の関係を著書の中で紹介されております。
以下、一部抜粋です。
これに加え、猫背も逆流性食道炎の原因の一つと考えられます。
ねこ背になって、肩が前に出て胸郭が狭くなると、大きく広がっているはずの横隔膜が小さく縮こまってゆがみます。
食道は横隔膜を貫いて胃につながっているので、横隔膜がゆがむと食道や胃もゆがんで、胃液が逆流するのです。
【72頁より抜粋】
身体構造上、胃や肝臓は横隔膜と近接しております。
消化器系の疲労は、直接的に横隔膜の動きの低下を招き、呼吸の浅さへと繋がります。
慢性的な酸欠は、さまざまな症状を生み出すことが知られております。
何故なら、脳の栄養は「糖」と「酸素」だからです。
現代において「糖不足」は考えにくいですが、「脳の酸欠」は、PC・スマホ生活、またマスク生活により、すでに慢性化している問題です。
さらにリモートワークで脚を使わない生活が続くことでの横隔膜の機能低下と共に、骨盤の開きと後傾により、猫背化は加速的に進んでおります。
呼吸運動に関わる横隔膜は、腰と脚を繋ぐ体幹の主要筋肉である「大腰筋」と深い連関関係にあります。
【横隔膜と脚は大腰筋を介して繋がっている】
脚の問題が呼吸や猫背と直接的に関係していることが理解できると思います。
背中の丸みや巻き肩のみならず、股関節、骨盤レベルから整えていく必要があるのはそのためです。
猫背矯正コースのメリット
メリット
- 歩く姿勢が美しくなる
- 写真写りが良くなる
- 首の位置関係が整うことで顔が小さく見える
- 肩こり治療の長期補完となる
- 腰痛治療の長期補完となる
- 呼吸が楽になり、疲労回復効果大
デメリット
- 環境的要因(長時間のデスクワークなど)が、矯正効果に大きく左右します
- 遺伝的な形や骨のカーブは戻りません
猫背矯正のペースと回数目安
最近、猫背が気になり始めたケース
- 週2回のペースで3回、週1回のペースで3回【計6回】
子供の頃から気になっていたケース
- 週2回のペースで4回、週1回のペースで4回、2週間に1回ペースで2回【計10回】
先天的な猫背要因があるケース
- 週2回のペースで6回、週1回のペースで6回、2週間に1回ペースで2回【計14回】
矯正に対して、筋骨格系が安定する目安としてお考え頂ければ幸いです。
長期的なものほど、時間と回数が必要です。
矯正効果は環境的要因(長時間のデスクワークなど)が大きく左右します。
生まれつきの先天的なカーブを無くしたいという方もいらっしゃいますが、厳しい場合は初回時のカウンセリング時にお伝えしております。
「できないこと」を無理に引っ張り、強制的に通わせるようなことは一切ございません。
ご安心下さい。
猫背の要因となる部分をケアすることで、しつこい肩こりや腰痛が楽になる方は多いです。
猫背矯正後も、月に1回、季節ごとにメンテナンスで来られる方もいらっしゃいます。