【ぎっくり腰(急性腰痛)になった時、治療は受けれますか?自分で行うべき最善の処置法は?】

つかまりながらでも自分で歩いて来れる方は、治療した方が圧倒的に回復は早いです。

臨床上、歩いて来れる方は治療した方が治癒経過が良好です。
来院時の多くの人の姿勢は、前かがみになり、膝に手をつっかえ棒にしないと上体を保つことができません。
ぎっくり腰は一種の怪我で、患部に炎症が起こります。
治療をしても痛みはまだ強いのですが、

治療後は自然と上体が起き、歩きやすくなって帰られる方が9割です。

痛みの重症ケースの場合、朝と夕方、昼と夜など、1日2回の治療をされると、臨床上次の日以降の回復率が高まります。
長時間の寝た状態での治療は起き上がれなくなります。
逆効果に働くケースが多いのでご注意下さい。
当院では、立位や座位での治療を、短時間で行います。

また患部への直接的なマッサージは傷口を広げるような行為となります。

必ず、信頼できる専門家の指示を仰ぎましょう。

【治療院まで歩けない場合の対処法】ぎっくり腰になったら、氷嚢を使い、氷水で徹底的に冷やしまくること。

よく受傷6時間以内は、早期回復に向けてのゴールデンタイムと言われます。
急に痛めてしまったらできるだけ早く、氷水を使って冷やします。
その処置が早ければ早いほど、回復は早いと思って下さい。
「とてもひとりでは歩けない。」
「歩けるけど、外に行くのは不安です。」
そういう方は、まずは徹底的に氷水で冷やしましょう。

時間は、時間が許す限り冷やします。アイシング処置を施し、「これなら行けそうだな」と思えたら、専門家の元へ行くのが良いでしょう。

痛めた初日はとにかく冷やすと覚えておいて下さい。
それをすることで、次の日以降の回復率がまったく違います。

ぎっくり腰になって、やってはいけないこと。

入浴等で、患部を温めることはやらないで下さい。
最近の医学研究では、温めた方が治りが早いという研究があるのも事実です。
もちろんそれで改善されるケースもありますが、当院に来院される方のお話しを聞く限り、悪化しているケースが圧倒的に多い臨床データがあります。
ですので、当院では「急性腰痛(ぎっくり腰)は徹底冷却」を推奨しております。

私がぎっくり腰になったとしたら、100%徹底冷却を行います。時間は、時間が許す限りです。

それがもっとも被害最小限で回復に向かう最善策となります。

もっとも大切なことは、今後ぎっくり腰を繰り返す率を引き下げていくことです。

ぎっくり腰が習慣化している方も多いです。
「2年に1回くらいやります」という方から、「年に数回やります」と頻度の高い方までいらっしゃいます。
大切なのは繰り返さないことですが、頻度の多い方は、頻度を減らしていくことが大切です。

当院で行うスピード改善対策は、骨盤部の関節を密着安定させることです。

イメージとしては、引っ張って牽引するのではなく、骨盤の関節をネジでしっかりと固定してあげる感じです。
慢性的に腰が痛い方も多くはそれだけで楽になります。
繰り返しぎっくり腰をする人の特徴は、本来はあまり動きの少ない腰から骨盤にかけての関節が、グラグラしているのです。
固くて痛めるのではなく、実際はゆるいのです。
当院では骨盤をしっかりと安定させる施術を行っております。

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