アゴの痛み・食いしばりケア(整体施術+オプション顎関節ケア)8,250円(税込)
顎関節の不調は、全身の不調と同義です。
顎関節に痛みがある場合、整体施術で全身を診た上で、顎関節の施術が必要になります。
足の歪みとアゴは直結している
たとえば、水が耳に入った時、皆さんはどうしますか??
ピョンピョンッと飛んで、水を抜いたことがあるかと思います。
耳の穴の少し前に、顎関節があります。
つまり、足からの力の伝達は、各関節(膝関節や股関節、さらに脊柱)を辿ってかんたんに顎関節に届くということです。
このようなお悩みはご相談下さい
- 口を大きく開けるとアゴが痛い
- アゴが痛くて食事がつらい
- ハンバーガーが食べれない
- 寝ている時に食いしばり(噛み締め)がある
- 寝起きから肩こりがつらい
- 慢性的に頭痛がある
- よく寝違える
顎の痛みはもちろんのこと、肩こりや頭痛も顎関節の問題が考えられます。
顎の痛みや頭痛での来院が増えている背景には、長時間のマスク生活も関係しております。
マスクは常に耳を引っ張る状態になりますが、耳には耳介筋という側頭筋と繋がる筋肉が付着しております。
図はaroma space Aiブログより抜粋
https://aromaspace-ai.com/contents_425.html
耳介筋は、食いしばり(噛み締め)と直結する側頭筋と繋がっておりますので、耳の緊張から顎関節の問題を起こしている可能性がとても高いのです。
食いしばりが強い方へ
大前提として、食いしばりはストレスを逃がすための「無意識のセルフケア」でもあります。
ただし、過剰になれば、顎を痛めるだけでなく歯を割ってしまう可能性もございます。
睡眠時の無意識下の食いしばりのパワーは、「体重の10倍以上」という研究もあるほどです。
ストレスの発散作用とは言え、過剰になれば寝ても疲れが取れなくなります。
当院では、咬筋や側頭筋など、食いしばりの筋肉を効果的に弛める施術を採用しております。
食いしばりをゼロにすることはできませんし、目指す必要もありません。
ただ、過剰な食いしばりの継続は全身の問題に繋がっていきますので、一定以上にならないようコントロールしておくことが大切です。
頭痛でお悩みの方へ
食いしばりの問題は、顎の痛みだけに留まりません。
特に寝起きから頭痛がする方は、食いしばりと共に、脳が酸欠状態になっている可能性が高いです。
解りやすい例に、高山病があります。
脳が酸欠状態になると、頭痛や肩こり、消化器系症状など、あらゆる自律神経症状を起こしやすくなります。
この数年は長期間のマスク生活により、慢性的な酸欠症状が増えました。
さらにリモートワークなども重なり、胸郭の動きが制限され、酸欠状態が加速しているのです。
マスク内の二酸化炭素濃度は物凄く高くなります。
自律神経系に影響があることは言うまでもないでしょう。
マスクで呼吸が浅く早まることは当然ですが、血圧の変動、耳鳴りやめまいといったメニエール症状、消化機能の低下も考えられます。
顎関節症状は、胸郭と頸椎を整えた上で、顎関節を診ていくと大幅改善が見込めます。
また、マスクを外せる場所では極力外すことが大切なように感じております。
解消できない問題
- 口を開けた時のクリック音
過去の経験からも開口時の「ゴリゴリ」「ガキッ」といった音に関しては、解消しづらいと認識しております。
軽度のものでしたら、「音がしづらくなった」ということはあります。
ただし、長期間音が大きく鳴るクリック音に関しては、おそらく改善できません。
それは、顎関節を構成する関節円板の摩耗による影響が大きいからです。
図は九州大学病院ホームページより抜粋
https://www.hosp.kyushu-u.ac.jp/news/detail/11/
円板の摩耗自体は回復しませんので、音は消えないと思って下さい。
あくまで開口の可動域や、痛みの軽減を目的として、施術を行なっております。
アゴの痛みの早期改善に向けて
当院は整体施術により土台となる骨盤や足部の調整を行います。
その上で、顎ともっとも関係性の深い頸椎と顎関節自体の施術を入れ込んでいきます。
<痛みの回復目安>
1~2回の施術で容易に痛みから解放される歪みパターンと、痛みの完治に1ヵ月ほど必要な歪みパターンがあります。
ご来院時にカウンセリングで簡易検査を行い、大まかな目安をお伝えすることができると思います。
8割型は、パターン通りに回復の道を辿るかと思います。
頸椎の歪みと顎関節自体の位置整復、閉口筋と開口筋の調整を行なうことでスムーズな痛みの改善を促して参ります。
ごく稀に、心因性のストレスから口を開ける際の小さなクリック音まで気になるという方がいらっしゃいます。
痛みが伴わなければ大きな問題にはならないのですが、どうしても気になるというのです。
摩耗してしまった関節円板が回復することはありませんので、多少の音に関しては正常範囲内と判断させて頂くこともございます。
上記にもあるように、音を完全になくすことは当院では難しいと判断しております。
頸椎の歪みと顎関節の位置調整を行なっていくので、音が半減したケースは多々あります。
また、痛みの回復は圧倒的に早まりますので、開口時の痛みがある方は気後れすることなくご相談頂ければと思います。
特殊ケース(鑑別材料として)
副鼻腔炎による顔の痛みが、顎や歯の痛みとして感知されることがございます。
図は小林製薬チクナインホームページより抜粋
https://www.kobayashi.co.jp/brand/chikunain/about_cond.html
花粉症の方は、その時期に花粉症状を拗らせ、副鼻腔炎になることがございます。
特に上顎洞の炎症が影響する可能性があります。
その際、口を開けた時に顎関節部分(また周辺の顔面、頬の部分)に違和感や痛みが出ることがございます。
その場合は、耳鼻科への受診となります。
中には、歯が痛いと感じて歯科へかかる方もいます。
副鼻腔炎も状態によっては、頭重感や目の奥の痛みのみならず、顎周辺の痛みとして感知することがあると知っておくと良いでしょう。