【腰痛整体】ヘルニアと診断されたのですが、施術を受けられますか?

当院には、ヘルニアと診断された方も数多く通われております。

基本的な判断基準として、どんな症状でもお一人で歩いて来院できる方は大丈夫です。

当院には、ヘルニアと診断を受けた方も多数来院されており、過去の臨床経験上、症状の緩和は充分に見込めます。

 

「ヘルニアだから治らない」と思い込まないで頂きたいです。

「ヘルニアです」と診断を受けているわけですから、「ヘルニアだから痛いんだ」と思い込んでしまうのは、無理もありません。
しかし実際は、「ヘルニア様症状」というだけで、直接ヘルニアでの痛みとは関係のないケースも多々見受けられるのです。

 

以下、少々ヘルニアについてお伝えします。

30歳を越えたら3人に1人がヘルニア?「ヘルニア」=「痛み」ではない。

そもそも、ヘルニアとは何か?

 

ヘルニアとは、「体内の臓器が本来あるべき位置から脱出した状態のこと」を言います。

 

椎間板ヘルニアとは、椎間板から髄核というものが飛び出た状態を言います(以下のヘルニアは腰椎椎間板ヘルニアのこととします)。

 

30歳を過ぎると3人に1人がヘルニア持ちとも言われております。

 

だからと言って、すべての人に痛みが出るわけではございません。
その多くは、無痛で気づかないのです。

 

MRIで神経圧迫が写っていても、何も痛みを感じない人も多いのです。

 

ヘルニアと診断を受けたからと、落ち込む必要はありません。
そもそも、ほとんどの人がヘルニアですし、それで痛みが出るとは限らないのです。

 

まずはそのことを頭に入れて置いて下さい。

 

本当は、レントゲン検査だけでヘルニアかどうかなど、わかりません。
レントゲンに椎間板は写りませんから、あくまで骨と骨の隙間がどれくらいあるかを見ているに過ぎません。
隙間が少なくなっている部分をみて、「ここがヘルニアですね」とか、「ここが痛みの原因です」と診断がくだされるケースがありますが、本当はレントゲンでは痛みの場所の特定はできません。
隙間がなくても痛くない人は、五万といるからです。

 

レントゲン検査で大切なことは、癌などの影が写らないこと「のみ」です。

 

時に内臓疾患による腰痛がありますから、そういう意味で医療機関での細かい検査は大切です。
長期間に渡るツライ痛みや、急激に痛みが出てきたケースでは、一度医療機関での精密な検査を受けるようお薦めします。

 

構造上の背骨のカーブをレントゲンで見て、「ここが歪んでいるから痛いんですね」というのは、正直、診断としては微妙です。
と言うのも、圧迫骨折していても痛みの出ないケースは多々あります。

 

骨の変形が、必ずしも痛みになるわけではないのです。

 

レントゲン検査での「隙間の減少」=「ヘルニア」=「痛み」という図式は、一切成り立ちません。
実際は、ヘルニア様症状であるケースも多々あります。
しびれ症状も、ヘルニアでなくても起こります。
いま現在、ふつうに歩けて生活できているのであれば、まず慌てる必要はありません。

 

動きの良いところが、ヘルニアになる。

痛める部位というのは、もともとは元気な部分であることが多いです。
腰骨は背骨の中でも、大きな骨です。
背骨の土台部分ですから、ドッシリしております。

 

腰骨の関節は、ひねりの動きがほとんど起こりません。
よくスポーツで、「大切なのは腰の回転だ」と言いますが、実際は腰骨はほとんど捻れません。

 

回転が起こるのは、股関節なのです。

 

もしも股関節がきちんと動くことができなくなれば、腰骨でその動作を補うようになります。
腰はドッシリしていて、ほとんどひねりの起こらない場所と書きました。
そんな腰に、繰り返しひねりの力がかかっていたら、痛めそうではありませんか?

 

ヘルニアは、「髄核が飛び出るほど動いていた」と考えられます。

 

他の部位を補い続けた結果として、ヘルニアになるのです。

 

動きがあるということは、言い換えると「他の関節を補えるほどに健康過ぎる場所だからこそ、ヘルニアになった」ということです。

 

ヘルニア様症状などの腰痛改善のカギは、股関節です。

股関節できちんとした安定動作ができないと、腰に負担がかかり続けます。
先程申し上げた通り、股関節が綺麗に動けなければ、腰骨でその動作を補うことになるからです。

 

当院では、股関節の安定動作を促し、骨盤がしっかり安定するよう施術を行います。
その結果、痛みの大幅軽減が見込めるのです。

 

大切なことは、ヘルニアという言葉に惑わされないことです。

「ヘルニアです」と診断されると、ビックリし、一生痛みと付き合うのかと不安になると思います。
日常生活が普通にできているにも関わらず、手術を検討する人も中にはいます。

 

本当に重篤なケースを除けば、基本スタンスとして手術は避けたいところです。
やはり身体への負担が大きいからです。
当院にも「数年前に手術を受けました」と言って来院される方もいますが、やはり「最近になってまた痛みが出てきた」と訴える方もいるのです。

 

繰り返しになりますが、「ヘルニア自体が必ずしも悪さをしているとは限らない」ということを、まずはご理解下さい。

 

ヘルニアとは違う、他の問題で、しびれが出たり、腰が痛いのかもしれないのです。
当院では初回時に詳しくお話しを伺い、動作確認を行いながら、丁寧でソフトな施術を心がけております。
なにかお悩みがありましたら、気後れすることなく、ご相談頂ければと思います。

 

 

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