「風邪をひく」ことが、現代の潔癖社会では困難なことになりましたね。
昔だったら多少の熱などあっても、普通に働いていたように思います。
上司はむしろ、「おいおい、その程度で休むのかよ」くらいな感じでした。
昭和54年(1979年)生まれの私でも、そんな体験があります。
いまは風邪をひいて出勤しようものなら、白い目で見られるだけですよね。
潔癖があまりにも行き過ぎると、不都合も多いです。
日本は確かに清潔で安心です。
公共もすべてきれいに整っているように見えます。
2016年、10日間ほどインドに滞在し日本に戻って来た時は、除菌のし過ぎを感じたものです。
インドのヒマラヤでの生活は、正直手を洗うこともなく…
手で食事することもありました。
初日、バス中ではハエの多さには衝撃を受けましたが、2日目には受け入れられておりました。
もともと、食事に虫が止まったりしても食べれないということはありませんでしたが、インドではそんなの当たり前でした。
気にしていたら、とても生活にならないのです。
「だからインドが良い」ということではありません。
その許容範囲の余裕さに、私は何となく懐かしさを憶えたのです。
子供の頃は砂遊びをして、お団子を作り、なんなら口に入れたりしていました。
砂場で犬の糞を掴んでしまい、「クッセー!!」とか。
その手で友達を追い掛け回したりもしました。
まぁ、手を洗えばそれで済むことですから。
ギリギリとは言え、昭和を知る私のような個人事業主からすれば、「昭和」の方が働きやすい(という方もいるハズ)。
今現在、喘息持ちの方は本当に働きにくくなったのではないでしょうか?
同業の仲間にも喘息の方がいますが、「我慢してトイレに行ってから咳き込むしかない」とのことです。
喘息の吸入もあくまで対処療法であり、長期使用すればやはり悪くなっていきます。
本来なら使いたくはない。
それでも使わなければ仕事にならないわけです。
こればかりは体質改善をしていくしかないでしょうけれども。
「ごめんなさい。これ風邪ではなく、喘息なので。」
そんな一言を付け加えないとならなくなりました。
実際、風邪をひいたとしても多少の発熱くらいですと、体調自体は悪くはありません。
ふつうに仕事ができてしまいます。
食欲もまったくなくならない。
個人差のあることですが、私の場合ですと38度くらいまでなら体調的には問題ないことがほとんどです。
38度くらいなら、いつも通り筋トレ(腕立てしかしていないけど)することもあるくらいですから。
逆に、発熱がなくても、二日酔いの時なんてとてもじゃないですが、筋トレなどできません。
「風邪と二日酔いどっちがツライ?」と言われたら?
瞬間最大風速的には、圧倒的に二日酔いですね。
さすがに39度台まで行くと、キツイです。
2022年に40度近い熱が1週間続いた時がありました。
当然治療院は閉めました。
その時は、久し振りに「あーそうだ…風邪ってこうだったよな…」と感じたものです。
私の場合、これは「趣味(?)」と思ってもらってよいのですが、発熱で解熱剤を飲むことはありません(少なくともここ20年はない)。
発熱したら発熱しっぱなしです。
風邪の症状で病院へ行くことがありません。
「病名など、どうでも良い」と思っております。
風邪やインフル、コロナなどの差別なく、すべてを「風邪」として受け入れております。
その経過を観察するのが好きなのです。
私の中では41℃を越えない限りはセーフティーゾーンと考えているので、どんどん熱を出そうと考えております。
ちなみに40℃までしか熱を出したことがありません。
対策は、普段よりも水とビタミンCをたくさん飲んで、氷で首、股関節、膝裏を冷やして寝るくらいです(私は発熱時いつも仙腸関節と膝関節が痛くなりますので)。
せっかくの発熱をすぐに解熱する方がよっぽど問題だと考えております。
たとえば、インフルエンザ脳症という病名がありますが、あれは「解熱剤の使い過ぎで起こる」ことが解っておりますよね。
「インフルは薬があるから安心で、コロナは治療薬がないから不安」という声を聴きますが、大きな間違えです。
実際、インフルもコロナも治療薬などありません。
治療薬とは、私たちそれぞれが持っている「免疫機能」以外にないのです。
まずそれが大前提なのです。
ですから、風邪やインフル、コロナにかかったら、免疫機能をフルに高めて上げることを考えれば良いのです。
発熱は、免疫がウイルスと戦うために起こります。
その発熱を薬で止めるということは、ウイルスにとっては好都合な環境が生まれるわけです。
特に風邪のひき始めで解熱剤を使ってしまうことほど、免疫機能からすると迷惑なことはありません。
戦えないのですから。
症状はツライですが、何故、その症状が起こっているのかをきちんと押さえておかないと間違った方向に進むことがあるわけです。
その代表例のひとつがインフルエンザ脳症と言えましょう。
腰痛や肩こりと同様ですね。
湿布や痛み止めで症状を消すことばかりに囚われていると、後に他の大きな病に見舞われかねないということです。
病院でもらう薬、または市販の風邪薬などは、気軽に飲むものではありません。
ある程度は熱を受け入れた上で、眠れない時や、高熱で辛過ぎる際の、「ちょっとした緩衝剤」として使うのです。
あくまでこれは私の基準ですが、40℃手前くらいまでは待っても良いのでは。
たしかに、39℃を越えて40℃近くなると寝苦しくて体力が奪われます。
そういう時に、眠るために薬を使うという大らかな使い方が良いと思います。
発熱したら、喜べば良いのです。
39.3℃以上の発熱から全身の癌細胞が死滅していくという研究があります。
安保徹先生の免疫学の本を通じて知った時は嬉しくなりました。
やっぱり間違っていなかったと。
また日本の整体始祖である野口晴哉先生の著書に、「昔はどれだけ高熱を出せるかを競っていた」という趣の話がありました。
要は体力がなければ高熱は出せないからです。
風邪を上手に経過させていく経験を重ねていくと、徐々に体力がつき、高熱が出せるようになるとのことです。
現代流の、高熱を悪と捉えることをやめ、「あらゆる病の薬」として活用すれば良いのです。
たまに、「先生、熱下がりました!!」と言って来院する方がいます。
そのほとんどが、「下がったのではなく、薬で無理やり下げた」だけです。
つまり、まだまだ感染力が強い状態なわけです。
そういう人は私に注意を受けることになります。
ご注意下さい。
現代はその辺の理解がない大人が多過ぎます。
こういうところからも、「現代的な身体感覚の鈍り」を感じるのです。
あまりにも、自分に対しても、他者に対しても無頓着過ぎるのです。
薬で治るという勘違いがそうさせているのでしょうけれど、あらゆる薬はひとつも病気を治せません。
あくまで薬は、「治すための道具のひとつ」です。
薬は症状を和らげながら養生するために使うのが正しい使い方です。
薬で治るのではないという、正しい理解がいま一度必要です。
咳すら気軽にできない潔癖社会。
他にも、タバコすら吸うのが困難な社会でもありますね(私は吸わないので困りませんが)。
立ち止まり振り返ってみると、世の中から「許容」が失われていく様を目の当たりにしてきたように感じます。
何でも便利にしようという社会の流れが、却って息のしづらい社会を生み出しているように感じます。
不便、不合理に途轍もなく我々は弱いと言えます。
受け容れるだけの「許容」が少ないのです。
だからちょっとしたことで目くじらが立つ。
2020年、2021年あたりは、「お前!!マスクしないなら息するな!!!!」くらいに思っている人もチラチラ見受けられましたよね?
あれも同様で、結局は自分と違うものを受け入れられないのです。
テレビが「うがい手洗い消毒マスク酒飲むな」と連日のように吠えましたから。
多くの国民は洗脳され切ったわけです。
いまだにテレビ情報が絶対正義な人が日本は溢れておりますから…
当院に通うランナーは、「ノーマスクで走っていたら怒鳴られた」という方が数名いました。
その時は、「ホントかよ!?」と思いましたが。
のちに私も怒鳴りつけているオジサンを見ることに…
その時は、ほ、ほんとだ…と(-_-;)
どうかしてますよね。
当時、あるノーベル賞受賞者が、「マスクして走る」ことを推奨しましたよね。
あまりのレベルの低さに、「ノーベル賞をはく奪しても良いのでは?」と私は思いましたから。
テレビの見過ぎ病なのです。
いや、見ても良いのでしょうけれど、真に受けすぎ病です。
テレビ情報など、申し訳ないけれど嘘ばかり。
ほとんどが、米国の、現在ならバイデン寄りの情報だけが流れて来るだけですから。
ニュースなど観る価値もない。
きちんと裏を取る習慣がある人以外は、ただただ、「コロナって怖いんだ」「ロシアって悪いんだ」「ウクライナが正義だ」「子供にもワクチンを打たせないと」となってしまいますから。
テレビ=プロパガンダ製造機です。
そう一歩引いて接すれば、逆利用することができます。
それが正しいテレビとの付き合い方だと私は思っております。
本当に重要なことはテレビには流れてきません。
その裏で本当に重要なことがいつの間にか決議され採択されております。
そんなことは散々見て来たことですよね。
日本が日本でなくなる日はそう遠くないように感じます。
戦後、99.99%は米国です。
その実態がこの3年間で色濃く、濃厚過ぎる程に浮き彫りになったと言えます。
岸田さんがそのように選択しておりますから。
ここまで酷い政治は、過去例がないレベルではないでしょうか。
私たち国民のひとりひとりが政治に関心を持たない結果だと感じます。
日本人は平和ボケし過ぎです。
この3年間、テレビではそれっぽい人が神妙な面持ちでいろいろ言いましたね。
連日のように、「東京1万人越え」など騒いでおりましたが、東京は1400万人もいるわけです。
1399万人は大丈夫なのだと考えたら?
そんなにオオゴトなのでしょうか。
ましてやこの「東京1万人」も、PCR検査によるもので、実際は感染しているかどうかなど解らないわけです。
どう考えても多く見積もって発表していたことでしょう。
「PCR検査陽性」=「感染」はまったくの誤解です。
大きな間違えであることは、2020年3月の時点で私は情報として入っておりました。
ちょっと調べれば出て来ることですが、2023年12月現在も、そんなことはほとんどテレビで言われないでしょう。
テレビが率先して誤情報を流しているのですから困ったものです。
PCRを悪利用したわけです。
結果、誰がどれだけ儲かったのでしょうかね?
特に日本人は、世界的にみても考える力を失っているように感じます。
そのことが明らかとなった3年間でした。
マスメディアの扇動により、目に見えぬものを過剰に恐れる人が増えました。
どのチャンネルを観ても、まったく同じ情報が毎日流れている。
ひとつのイデオロギーに反論があっても、その反論は一向に取り上げられない。
マスメディアは、一体何のためにあるのでしょうか?
全チャンネル同じことを言うだけならば、いくつもチャンネルはいりませんね。
何故、PCRの誤解、マスク社会の異常性、ワクチン被害の問題を、どこも取り上げないのでしょうか?
国民に、「右向け右」とさせたいからです。
実際、そうなりましたね。
政府が広めたいイデオロギーに反するものは、すべて「陰謀論」で片付けられます。
日本の情報統制は凄いです。
昔は隣国のことを、「本当の情報が流れなくて可哀想」くらいなことを思っておりませんでしたか?
今や日本がそうですから。
その情報統制を全マスメディアが率先してやっているのですから、話にならないわけですね。
薬害エイズの「誓いの碑」は、まったくの口だけパフォーマンスだったということになります。
残念でなりません。
この異常を何とも思わないことが、日本の異常なのです。
私は今、自宅近所の珈琲館で仕事をしております。
店内でマスクをしている方もいますが、そのマスク、本当に意味があるのでしょうか?
外した方が、よっぽど健康に良いのではないでしょうか?
ちなみに私は2023年からは施術中もマスクを外しております。
私がしていると、皆さん外しづらいでしょうから。
ご自由にどうぞ。
マスクをしないから、感染するのではありません。
手洗いうがいをしないから、感染するのではありません。
手をアルコール消毒しないから、感染するのではありません。
ワクチンが足りないから、感染するのではありません。
免疫力が下がっているから感染するのです。
これが大原則です。
帯状疱疹は、帯状疱疹になったことが問題なのではなく、免疫が下がっているということが大問題なわけです。
帯状疱疹ワクチンが足りないからではないのです。
あらゆるワクチンを打っているのに感染している人は、免疫が下がっているのです。
その事実に目を向けないと、大変なことになります。
いい加減、気づかなければなりません。
マスク内は黴菌だらけです。
2時間もマスクをしていれば、マスク内は雑菌だらけです。
マスクに付着したウイルスは長くその活性を失いません。
長いと数日から1週間、活性のまま残るそうです。
大気中を漂うウイルスは数時間で不活化します。
いい加減、普通に酸素を吸った方が良いです。
手首にマスクを持ち歩く異常な光景も、一時期増えましたが、これほどの不潔はないだろう。
当院には二酸化炭素濃度計測機があります。
室内の二酸化炭素濃度は、数値的には1500ppmを越えると警告音がなります。
マスク内は8000ppm程度という実験もあります。
それ以上という実験もあります。
1日中マスク生活の人は、慢性的な酸欠と言えます。
これはもう確実で、頭痛や肩こり、腰痛、顎関節症状などになっても何ら不思議ではありません。
いつまで日本は間違った感染対策をするのでしょうか?
そのマスクは、誰のためにしているのでしょうか?
間もなく、2023年が終わります。