女性ホルモンだけじゃない!副腎疲労がPMS・生理痛を悪化させる理由

【副腎疲労とホルモンバランス】

〜PMS・生理痛で悩む方へ知ってほしいこと〜

生理前になるとイライラしたり、気分が落ち込んだり、強い生理痛で寝込んでしまう…
そんなお悩みはありませんか?

「PMS(月経前症候群)」や生理痛は、ただ女性ホルモンが乱れているだけでなく、実は**副腎の疲れ(副腎疲労)**が深く関わっていることがあるのです。

この記事では、現代人にとても多い副腎疲労とホルモンバランスの関係を、わかりやすく解説します。


生理痛・PMSの本当の原因は「ホルモンの材料不足」?

PMSや生理痛の背景には「ホルモンバランスの乱れ」がよく挙げられます。
中でも重要なのがプロゲステロンというホルモンです。

多くの方は「女性ホルモン=エストロゲン」と思いがちですが、実は生理周期の後半にはプロゲステロンがしっかり分泌されることで、

  • 子宮内膜を安定させる

  • 気分を落ち着かせる

  • 過剰なエストロゲンの働きを抑える

といった、大切な役割を果たしています。


副腎疲労と「プレグネノロン・スティール」とは?

強いストレスが続くと、身体は「コルチゾール」というストレスに対抗するホルモンをたくさん作ろうとします。

しかしこのコルチゾールは、プロゲステロンと**同じ材料(プレグネノロン)**から作られています。

そのため、ストレスが続いて副腎が酷使されると、本来プロゲステロンに回るはずの材料がコルチゾールに使われてしまい、プロゲステロンが不足してしまうのです。

この仕組みは「プレグネノロン・スティール(略奪)」と呼ばれています。

結果として、

  • PMSの悪化

  • 強い生理痛

  • 気分の不安定さ

などの症状が起きやすくなるのです。


ストレス社会が女性ホルモンに与える影響

現代の生活は、

  • 慢性的な人間関係のストレス

  • SNSやニュースによる情報の洪水

  • 睡眠不足や夜型生活

など、心身に負担のかかる要素ばかりです。

このようなストレスが慢性化すると、副腎が休む暇もなく働き続け、ホルモンの土台が崩れてしまいます。

その結果、気づかないうちに

  • イライラや情緒不安定

  • ひどい生理痛

  • 強いPMS症状

といった不調が起きやすくなるのです。


なぜ「エストロゲン補充」だけでは足りないの?

医療の現場では「更年期に向けてエストロゲンが減るから」という理由で、エストロゲンを補う治療が行われることがあります。

しかし実際には、

✅ エストロゲンも減るけれど
✅ プロゲステロンはさらに急激に減る

というケースが多いと報告されています。

ホルモンは「量」だけでなくバランスがとても大切。
プロゲステロンが足りない状態でエストロゲンだけを増やすと、却ってホルモンバランスを崩し、症状が悪化してしまうこともあります。


PMS・生理痛を和らげる第一歩:副腎ケア

PMSや生理痛を根本から軽くするには、

  • ホルモンの材料となる栄養素をきちんと摂る

  • 副腎を労わる生活を心がける

ことがとても大切です。

具体的には、

✅ ビタミンB6(ホルモン合成を助ける)
✅ 亜鉛(酵素の働きをサポート)
✅ ビタミンC(副腎が特に必要とする栄養素)
✅ マグネシウム(神経の安定とホルモン調節)
✅ 良質なたんぱく質(ホルモンの原料)
→ 例えば:卵、鶏肉、魚、大豆製品※などを摂るのがおすすめです。

🍀 大豆製品は摂り方に注意を

大豆製品に含まれる「イソフラボン」には、弱いエストロゲン様作用があります。

適量なら身体に良い面もありますが、PMSや生理痛の背景に「プロゲステロン不足+エストロゲン優位」がある場合には、毎日大量に摂ることで逆にホルモンバランスを崩すリスクもあります。

特に、

  • 大豆イソフラボンサプリ

  • ソイプロテインを毎日大量に摂る

  • 加工食品中心の大豆たんぱく

は注意が必要です。

一方で、

  • 味噌や納豆などの発酵食品

  • 豆腐やおからなどの伝統的食品

1日1〜2食程度食事の中で摂る分には、問題がないことが多いです。

✅ 血糖値を急に乱さない食事
→ 例えば:白米やパンだけで食べず、先に野菜や海藻、きのこ類を一緒に摂る/間食をナッツ、ゆで卵、無糖ヨーグルト、小魚などにすることで、急激な血糖値の上昇を防げます。

🍀 生理痛とグルテンの関係

また、特に生理痛が強い方やPMSで悩む方は、パンなどの小麦製品をできる限り控えるのもおすすめです。
小麦に含まれるグルテンは腸粘膜を刺激し、炎症やホルモンバランスの乱れを助長する可能性が指摘されています。

パンの代わりに、

  • おにぎり(雑穀米や玄米など)

  • さつまいもやかぼちゃ

  • 甘酒(無加糖)

などを取り入れると、血糖値の急上昇を抑えつつ、腸とホルモンへの負担も減らすことができます。

そして、

  • しっかりと睡眠をとる

  • 好きな音楽や深呼吸でリラックスする

  • 日光を浴びる

  • 軽い運動で気分をリセットする

などの生活の工夫も、副腎を守る大切なサポートになります。


まとめ

  • PMSや生理痛は、ただ女性ホルモンの問題だけではない

  • ストレスによる副腎疲労がプロゲステロン不足を招き、症状を悪化させる

  • エストロゲンとプロゲステロンのバランスが大切

  • 副腎をサポートし、ホルモンの材料を整えることが根本ケアにつながる

  • 大豆製品は摂りすぎに注意し、発酵食品などを適量がおすすめ


👐 当院での整体による対応について

当院では、骨盤矯正(整体+骨盤調整)や自律神経の視点を取り入れた小顔整体を通じて、PMSや生理痛の根本改善を目指しています。

まず腹診でお腹の硬さや内臓の状態を丁寧に確認し、そこから関連する脊柱のポイントや反射点などを活用して施術を行います。

特に、生理痛やPMSが強い方は多くの場合、骨盤内の圧力(骨盤内圧)が高まりやすい状態になっています。
これを和らげるために、

  • 股関節や骨盤周囲の筋肉

  • 下肢(脚全体)

などを調整して骨盤内の血流やリンパの流れを改善し、圧力を下げる施術を行います。


さらに、ホルモンバランスの調整には自律神経のバランスも大切です。
副交感神経と関わりの深い、

  • 上部頸椎(首の上の方)

  • 頭部エリア

も丁寧に調整します。

この観点からも、当院の小顔整体は単なる見た目の美容目的だけでなく、頭部の血流や神経の流れを整え、自律神経の安定を促す体質改善としての役割があります。


📝 まとめると:

  • 骨盤内圧を下げ、血流を改善する

  • 内臓の状態を腹診で把握し、脊柱や反射点で整える

  • 自律神経(特に副交感神経)を整え、ホルモンバランスにアプローチ

  • 小顔整体も美容+体質改善を兼ねた施術

こうした総合的なアプローチで、ホルモンバランスの乱れや副腎の疲れをケアし、PMS・生理痛を「仕方ないもの」から「改善できるもの」へと導きます。

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