「健康のためにできることはありますか?」
よく聞かれる質問です。
費用対効果が最も高いのは、「薬を止めること」です。
無駄な医療費もかからずに、身体もどんどん健康になります。
おそらく、今飲まれている薬の9割は不要になるハズです。
もちろん、人によっては減薬していくためのステップが必要な場合がございます。
そのためには、きちんと理解ある医師に相談する必要がありますが、その「理解ある医師が少ないのも日本の医療問題のひとつ」でしょう。
本来、慢性疾患においては生活を見直しながら薬を減らしていけば、9割の薬は不要となるハズです。
それが実際なのですが、今は医療もビジネス化しており、医療とは何たるかが解らなくなっている時代です。
まともに医者の言うとおりにしていたら、薬で病気になります。
頭痛の中には、医原病も多く含まれていることは有名な話です。
実際、頭痛薬で頭痛が悪化している人も、かなり多いだろうと私は考えております。
もちろん、胃痛薬で胃痛が悪化している人も同様です。
これからは、今まで以上に自分自身で判別するすべを持たなくてはなりません。
「知らなかった」では済まされなくなってきました。
このサイトの健康ページが一助となれるように更新をし続けたいと考えております。
世界の4割の薬を日本人が消費している?
当然のことですが、薬がまったく不要とは思っておりません。
命に係わる緊急を要する場合は別です。
救急時には薬で助かる命がたくさんあることは言うまでもありません。
しかし日本においては、ほとんどが元気な人が大量に薬を飲まされ(または自ら飲み)、元気を失っているのが実状です。
ビックリするのですが、患者さんと話していると、「薬は身体に良いもの」と勘違いして飲んでいる人もいるくらいです。
また、「漢方薬だから良い」ということもよく耳にするのですが、これも大きな間違いです。
漢方薬には副作用がない、または弱い、と考えている人もいるようですが、まったくの勘違いです。
無自覚に「漢方薬だから」と飲み続けることは、西洋薬を飲み続けることとなんら変わりないのです。
日本が世界中の4割の薬を消費しているという話を聞いたことがあります。
要はそれくらい、日本人は薬の消費量が圧倒的に多いということです。
ドラッグストアへ行けばかんたんに薬が手に入りますので、ちょっと調子が悪いだけですぐに薬を飲む人が多いのも仕方がないと思います。
しかし、薬がどのような作用を及ぼすのかくらい、きちんと押さえた上で使うべきです。
特に、親に知識がないとかなり厳しいです。
子供が風邪をひくと、直ぐに薬を飲ますのも、本当に考えものです。
子供のためにも、まずは親が最低限の勉強はしないといけません。
厳しいようですが、私はそう思います。
子供の予防接種も、国の推奨する数を本当に打たせたらトンデモナイ数になります。
本当にそんなに外部から薬品を入れないと、身体が守られないのでしょうか。
今回は薬でも一般的な風邪薬について書いてみます。
とりあえず、AIに聞いてみた
まず初めに、手っ取り早くAI(チャットGPT)に質問してみました。
私:風邪薬で風邪は治らないですよね?
AI:おっしゃる通りです。風邪薬は風邪の原因であるウイルスを直接治すものではありません。
風邪薬は、咳、鼻水、喉の痛み、頭痛、発熱などの風邪の症状を和らげるために使用されます。
これにより、患者がより快適に過ごせるようになりますが、風邪そのものを治すわけではありません。
当然の解答ですよね。
風邪薬などわざわざ病院に貰いに行く元気があるなら、自宅で寝ている方が治りは早いです。
風邪を治せる薬は、この世にひとつとして存在しない。
これがまぎれもない事実です。
風邪を治せるのは、自分の持つ免疫機能のみです。
風邪薬は飲めば飲むほど、治す力を抑えることになります。
まずはこの認識をしっかりと持って頂きたいのです。
今はその免疫機能が弱っている人が多いことも問題となっております。
その証拠にこの数年で帯状疱疹の数が圧倒的に増えましたね。
その原因は既に明らかなわけですが、あまり書くと、このサイト自体が問題サイトになりそうなので書きません。
今はもう表現の自由も危ういです。
日本はまだマシと言えばマシ。
でもSNS上でももう検閲が多分に行なわれていることは明らかです。
困った世の中です。
話しを戻そうm(__)m
「インフルには薬があるから安心だ」の誤り
風邪薬と同様、インフル薬もまったく同様です。
インフルなど、罹ったら基本は寝ていれば治ります。
私の経験上は1週間は熱が続きますし、やっぱりツライはツライです。
経験上、結局10日くらいはツライかなと。
それでもタミフルなど不要で、ちゃんと治りますよ。
私は毎度ただただ喰らいっぱなしで寝て治します。
だって、それ以外に治る方法はありませんから。
そもそも、風邪をひいても病院なんてわざわざ行きません。
故に、風邪かインフルかコロナかも知りません(笑)
ハッキリ言って、どれでも良いのです。
やることは変わりませんから。
そもそも、新型コロナっていつまで新型なのでしょうか?
またこれから新しい変異株も騒がれることでしょうけれども、そもそも風邪のウイルスやインフルウイルスも常に変異しているわけです。
常に新型の風邪やインフルにかかっているのです。
大切なことは、自身の体調管理のみです。
インフルエンザ脳症は、解熱剤の使い過ぎで起こることが解っております。
つまり、せっかく発熱により免疫力が上がりウイルスと闘っているのに、それを下げてしまうことでウイルスが活発になるのです。
風邪もインフルも同様であり、薬というのは上手に活用するものであり、頼り切るためのものではないのです。
風邪もコロナも、特効薬など最初からない。
この数年、「コロナは特効薬がないからヤバイ」という言葉を何度聞いたことか…
それを言うなら、風邪にも、インフルにも、特効薬などないのです。
特効薬は、己の免疫のみですから。ここをしっかりと押さえて頂きたい。
あらゆる薬は、ただただその出ている「症状を抑えている」だけです。
つまり、ウイルスと闘う力を抑えているのです。
もちろん、咳が酷くて眠れない時は、最低限使うのもアリでしょう。
「眠れなくて消耗しちゃうから、1回だけ飲んで寝よう」というように、上手に活用するものなのです。
眠りたいならば、それは必要悪なのです。
私の場合は、辛くて眠れない時は寝ないと決めております。
だから、ゴロゴロしているだけ。
ツライ時はその辛さを味わうというスタンスです。
私は風邪を喰らい尽くす大ベテランですので(笑)、真似する必要はありませんよm(__)m
ツライですから。
でも、私は風邪をひいたら風邪を向き合うと決めているので、それなりに楽しんでいるつもりです。
まぁ、治療家という職業柄の人体実験でもあるのです。
風邪は台風みたいなものです。
もちろんツライのですが、過ぎ去った時の青空が爽快なように、風邪が経過した時は本当に爽快です。
体内のあらゆる毒という毒が抜けきったかのような、脱皮できたかのような、爽快さがあるのです。
私にとって風邪は、老廃物の排泄であり、癌などの病気を予防できる機会と捉えております。
本当にそうなのです。
だから「風邪自体が薬」だと思って過ごしております。
風邪薬が、他の病を生み出す
風邪自体が、癌の予防薬となっていることは、間違いありません。
特に38.5度(理想は39.3度以上と言われている)以上の熱は、癌の予防となります。
癌細胞が死滅するからです。
- 発熱は体内浄化の機会です
- 解熱剤は体内浄化の機会損失です
これは紛れもない事実です。
解熱剤はウイルスとの闘いの放棄です。
いつまでもウイルスを体内に留まりやすい環境にしているに過ぎません。
それでもあなたは、解熱剤を飲み続けますか?
本当にツライ時だけ、上手に活用する方が良くないですか?
- 活用するのか
- 頼り切るのか
この差は大きいです。
薬との付き合い方の、基本となる大原則として覚えておいて下さい。
薬を断てば、健康になる
健康のために「何かをするのか」ではなく、「何を止めるか」を考えるのです。
足し算よりも引き算です。
その最初の引き算として、風邪をひいた時の、風邪薬を止めるのが一番です。
もちろん、体調の経過を見ながらです。
私自身は40℃を越えるまでは、何もしません。
ただ横になって苦しんでいるだけです。
ちなみに奥さんは、40℃を越えても薬も飲まず寝ているだけです。
もちろん、首や脇の下、鼠径部などのリンパを冷やしたりはしますが。
もちろん、こればかりは、各々の体力の問題があります。
普段から37度程度の微熱で、すぐに解熱剤に頼ってしまう人は、もともとの体力がかなり弱っていることが予想できます。
仮に私が39度程度だとしても、「なんかいつもと違うぞ」「なんかマズイ気がするな」と異変を感じるのであれば、その時は病院へ行くでしょう(今のところありません)。
私は風邪を、身体が強くなるための修行だと思って過ごしております。
乗り越える度に、強くなると思っているのです。
だから、風邪の最中も、精神的に弱ることはありません。
かなりツライけど。
「いま強くなっている最中だ」「いま癌細胞が死滅しているな」と考えて前向きな気持ちで苦しんでおります。
ツライ症状を喰らいながら、強くなっていくしかありません。
人生と同じで、肉体にも一定の「毒」が必要です。
毒があるから、免疫は強まるのです。
無菌室で育てば、無菌室を出ればすぐに病気になります。
それと同じことです。
風邪は、身体を強くするための、一番身近な修行なのです。
今の人はすぐに薬を飲むので、風邪に弱くなっている人も多いです。
ですから、その点は注意が必要です。
いきなり私の真似をしない方が良いとは思います。
私は、風邪の乗り越え方の大ベテランですので(笑)m(__)m
ただ覚えておいて欲しいのは、風邪に弱い人は、高熱も出ません。
高熱が出るのは、基本的に体力がある証拠だからです。
普段から平熱が低い人は、なかなか40℃近くまで行かないでしょう。
だからこそ、ちゃんと発熱をした方が良いのです。
風邪をひいてもいつも37~38度程度しか出ないという方もいます。
おそらく、そもそもの体力がないのです。
昔の文献には、「みんなこぞって高熱自慢をした」と読んだことがあります。
高熱が出るということは、それだけ体力が有り余っている証でもあるのです。
風邪の認識が変わりませんか?
風邪が薬なのです。
ですから、風邪でない通常時に、身体を強くしておく必要があります。
- 良く歩く
- 階段を使う
- 適度に運動する
- 食べ過ぎを止める
- アルコールの飲み過ぎに気を付ける
- 毎晩温浴で体温を上げる
- 睡眠の質を高める
当たり前なことばかりで挙げればキリがないですが、日々の養生から健康は始まるのです。
今回は私の大好きな風邪と、私が大嫌いな薬がテーマだったので少々文脈の語気が強くなった気もしますが、ご了承下さいませ。
風邪をひいた際は、前向きに乗り越えて頂きたいと思います。
また、次はコレステロール薬や降圧剤、抗うつ薬についても書いてみようかな。