医療系学生応援メッセージ

君の背中を押す言葉

【君だけは、学生レベルを学生の内に超えていける】

30歳から柔道整復師の資格を取るべく再び学生を経験。
その中で芽生えた思い。

『医療系学生の意識レベルを上げたい』

10代後半から20代前半の子は途中で辞めてしまう子も多い。
一度は入学したということは、そこに何かしらの夢を抱いて入ったことだろう。
でも現実はたのしさを見い出せずに辞めていく子も多い。
20代後半から30代にかけてはもう本気モードでいるだろうと思うが、
実際は程遠い。
なにしに来てるのだろう…と思わざるを得ない学生も多いのが実際だ。
資格を取った先の夢を描いて入学したにも関わらず、
いつの間にか国家試験合格が夢になってしまう学生も多い。
だから一番イイ時をダラダラと過ごす。
案の定、本番前になって焦りまくっている学生がほとんどだった。

わからんでもないが、
早くプロ意識を持つに限る。
20代で踏まなかった階段は30代で踏むことになる。
30代で踏まなかった階段は40代で踏むことになる。
それでもまだチャラチャラ過ごすか。
それは個人の自由だが。

私に取ってこの30歳からの3年間は大いに勉強になった。
学問ではなく、
“学生の気持ち”、“意識の持ちよう”、“行動パターン”、を知ることができた。
学生も2極化。
そもそも国家試験ごときで苦労していてはいけないのだ。

これからプロフェッショナルを目指す医療系学生に届けたいメッセージがある。
それをここに綴ることにした。
これからの人生に少しでも役立ててもらえたらこれ以上に嬉しいことはない。

必ずやスタートラインに立ち、
必ずや一緒にイイ仕事をしていかないか。
待っています。

アクアピュア 院長 射水 徹より、心から感謝の気持ちを込めて

応援メッセージNo.6 『群れから、抜け出そう』

普段からテストの点が良い人と、悪い人の、決定的な違いがあります。

いつまでも教室に居残っている人は、たいして点が取れません。
逆に、さっさと帰ってしまう人の方が、点数がよかったです。

点の取れない人の最大の特徴は、
いつまでも教室に残って、勉強した気になっていることです。
そのレベルから、抜け出せません。
同じような点数同士が集まって、

『あーでもない、こーでもない』

とやっているのが実際です。

まさに、類友の法則です。

いつも点数を取る人は、さっさと帰ります。
試験は個人戦です。
いい大人が群れをなして一緒に勉強している時点で、負け組に入ります。

学生だからまだ良いだけです。
社会人になっても、同じことをします。
それが問題です。

勉強はひとりでするものです。

わからないところを見つけたら、そこで初めて、人に聞く意味が生まれます。

どこがわからないかがわからずに、
初めから聞いている人は、勉強の仕方を勉強する必要があるのです。

【ひとりで、勉強しよう】

応援メッセージNo.5 『夏休みが勝負だよ』

<spanlang=en-us>3年生にとってこの夏休みはまとめて集中して勉強できる大切な時間です。
来年になったらやることは主要4科目に集中せざるを得ません。
この夏は主要科目もですが、
病理やら外科やら、12、3問しか出ない部分を強化しておくことです。
これをやっておかないと年末当たりにジリ貧です。
来年になって主要科目意外に長時間かけている人から落ちますので。
今本気を出して下さいね。

先日、現在3年生の仲間からメールをもらいました。
彼は仕事に勉強に真剣に取り組む男ですから心配はしていません。
それでも模試で、
『必修7割、一般6割でした』
とのこと。
模試も過去問同様、何度も繰り返し解くことです。
特に模試は今まで出ていないような内容にも特化されていますから、やっておけば当日、変な問題に出くわしても落ち着いてできます。
だから模試も過去問と同じ扱いで何度も復習すればかなりレベルが上がりますよ。

とにかく過去問と模試直し以外には手を出さないことです。
教科書と過去問、模試の3つで大丈夫です(付属で黒本ですかね)。

問題は、いまだに自分の勉強法がされていない人ですね。
どうやって勉強したらいいかがわからない。
そうなると時間だけが過ぎていきます。
そんな人は早くメスを入れて下さいね。
aqua-pure@room.ocn.ne.jp
一度来てくれたら30分以内に解決させますので。

去年のこの時期、僕は午後からは仕事がズラっと入っていましたので、
とにかく朝と、仕事が終わって21時からの1時間半はカフェでコモリました。
時間がないは言い訳です。
時間は生み出して下さい。
たったの7ヶ月の辛抱です。

この夏休みでクラス内順位に下克上を起こして下さい。
それが可能なのが夏休みです。
特に中盤から下位にいる人、上位に行きたくないですか。
君が上位に行くことで、周りに火を点けてあげて下さい。

応援しています。

【夏休みで順位が変わる、そんな体験をしよう】

応援メッセージNo.4 『仕事のせいにしない』

試験前になると仕事を休む学生が多いです。
実際に僕のクラスメートも国家試験前にアルバイトを減らしたり、仕事を辞めてしまう学生も多かったです。

できない理由を仕事のせいにしています。
これではあなたを成長させてくれるためにあるハズの仕事が可哀想です。

仕事を辞めてしまう学生ほど時間を持て余し実際には大した量をやりません。
当然国家試験前はやっていますが、それでも事前に準備を始めていた人のレベルには到底及びません。
仮に点数が同じくらい取れたとしても、心の余裕の部分の量が違うのです。
この差は天と地ほどの差があります。
国家試験を受ける時に大切なのが、心の余裕の部分の大きさです。
直前で詰め込んだ学生には余裕がないので、ちょっとしたアクシデントと共に崩れます。
メンタルが崩れるのが一番マズイです。
そうならないためには常日頃から準備をすることです。

定期試験や国家試験前も淡々と今ある仕事をすることです。
自分の生活リズムを試験ゴトキに狂わされていてはいけません。

僕の場合すでに開業していたので、仕事中は一切勉強はできませんでした。
当然、試験のために仕事を休むなんてことは絶対にしないと決めていました。
朝と仕事後の時間に短時間集中です。
国試前に焦って治療院の方を疎かにしないためにも準備が必要だったのです。
実際に直前の2月に治療院経営セミナーにも出席していましたし、前日も施術をしていました。
僕にとっては試験がメインではないからです。
試験はサブメニューです。

仕事を辞めずに望む覚悟を早い段階で持つことです。
そうすることで学生の内からプロ意識を高めることです。

あなたのメインは何でしょうか?

試験に合格することでしょうか?
それとも、当然合格してプロの治療家として活躍していくことでしょうか?

後者なら試験はただの通過点に過ぎません。
メインの卒後のための勉強をしながら、サブメニューの国試対策もやれるのです。
本来それだけの時間は誰もにあります。
そういう意識で3年間を過ごすことです。

【仕事も、未来のための勉強も、国試対策も、すべてやれる時間はある】

応援メッセージNo.3 『歩きタバコは卒業せよ』

歩きタバコはいい加減恥ずかしいと気づいた方がいい。
迷惑以前に格好悪いから止めた方がいいだろう。
40過ぎの学生がやってると切ない気持ちにもなった。

私の通っていた歯医者の院長が歩きタバコをしていた。
そしてポイ捨て。

とても優しいイイ感じの先生だったが、それを見てから一度も行くことはない。
人は見られていないところで見られている。
ましてや治療家として信頼できる地域のカリスマ院長をやるなら歩きタバコなど言語道断。
君は別に良いかもしれないが、
それを見た患者さんの気持ちになって考えてみて欲しい。

なんか寂しくはないだろうか。

表でいい面するのは誰でもしている。
誰も見ていないところでの行動が真意を問われる。
別に常にいい顔して仕事しろということではない。
患者さんだろうが、言いたいことは言うべきだし、叱るべきところは叱ってもいい。

だから歩きタバコやらポイ捨てやらみっともない真似は金輪際止めた方がいい。
君が歩きタバコをしていて、誰ひとりとして、喜ぶ人はいないから。

それから口が臭い先生も問題外。
口の臭い先生が、

『なんで患者さんが来ないんだ』

とか言ってたらただの笑い話だ。
あきらかにタバコ&コーヒーで口の臭い営業マンがアクアピュアに来ることがあるが、一刻も早く帰って欲しくなる。
その人が入るだけで窓を開けなければならないほどにこもる。
これは治療院経営者なら共感する方が多いと思う。

タバコで口が臭い、服が臭いは治療家として如何なものだろうか。
それで君は繁盛治療院をやりたいのだろうか。
相当なレベルの、飛び抜けたカリスマ性があれば可能かもしれないね。
技術を磨くのは当然大切なことだが、
自分の存在価値を磨くことの方がもっと大切だ。

【当たり前のところで足をすくわれていては素人同然】

応援メッセージNo.2 『ヤバイを口癖にしない』

テストの度に『ヤバイ』と言ってるクラスメートがいました。

テストの前に『ヤバイヤバイ』。

テストの後も『ヤバイヤバイ』。

いつヤバくなくなるのでしょうと思います。
もしあなたが学生なら、そんなクラスメートの顔がひとり位思い浮かぶかもしれませんね。
もしかしたら、あなた自身がそんな人になっているのかもしれません。

『ヤバイ』と言ってもヤバくなくなりません。

自分の『ヤバイ』という言葉を一番聞いているのは自分自身です。

日本を代表する一流アスリートが、大勝負前に『ヤバイヤバイ』と言っていると思いますか。
イチロー選手や本田選手がここぞという場面で『ヤバイヤバイ』と言ってチームメートに賛同を求めるのでしょうか。

学生の内に『ヤバイ』という口癖を捨てることです。
もう卒業していい言葉です。

急性腰痛で苦しむ患者さんを前にして、『ヤバイヤバイ』と言いますか。

イチイチ自分のできなさ具合を周囲に吐き出さなくていいです。
誰もその『ヤバイ』を聞きたくありません。
そんな暇があったら、一問やるか本を読むかして勉強して下さい。

ヤバくしているのは自分自身です。
『ヤバイ』というからヤバイ人になってしまうのです。

【『ヤバイ』の代わりに、『簡単だね』】

応援メッセージNo.1 『学校のせいにしない』

残念なことだが、何かと学校のせいにする学生は多い。

“学校の授業の仕方が悪い”
“あの先生の授業はツマラナイ”
“教え方が悪い”
“学校の方針がおかしい”

正直に言おう。
そんなことを言っている君たちが最もおかしい。
そのことに気づき、文句を止めた瞬間にレベルは圧倒的に上がる。

周囲が馬鹿らしく見えるようになるだろう。

何故ならば、
そんな学校を選んだのはあなた自身だからだ。
その事実は忘れているからイチイチ文句が出る。
全て自己責任なのだ。

授業の仕方や教え方が悪いと思うならば、
まず自分でどう補えばいいのかを考える。

授業がツマラナイからなんだと言うのか。
点が取れない理由にはならないだろう。
点が取れないのは自分が勉強をしていないから意外に理由はない。

方針がおかしいと言うが、方針自体も変化するもの。
足切りがなかったのが、足切りが行われるようになったりする。
足を切られるレベルに甘んじている君が悪い。
学校の方針の変化に対応できない自分が悪いのだ。

全ての出来事を自分ゴトと捉え、
全ての出来事は自己責任というマインドでいることだ。
それだけのことで、

他の学生を圧倒できる。

学校のせいにしている内はメンタルがまだまだ中学止まりなのだ。
他人に期待しないで、もっと自分自身を期待してあげて欲しい。

そうやって乗り越えていくのが、
これから活躍していく人間の在りようだ。

【全て自己責任と考えよう】

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