腰痛対策 ~腰痛知識一問一答~

急性の強い痛み(ぎっくり腰)に襲われた時はどう対処したらいいのですか??

→まずは必ず冷やして下さい。

急性の激しい痛みのある時は、組織が炎症を起こしていますのでまず徹底的に冷やして下さい。
まずビニール袋に氷と水を適量入れ痛みの感じるところに当てましょう。
現状で一番楽な姿勢を取り、痛みが少しでも楽になるまで冷却してください。
代用品として、アイスノンや保冷剤などでも良いでしょう。
ただし、各自低温火傷にはご注意を!10分冷やしたら5~10分休むなど気を付けながら行ないましょう。
(注意点)
腰に限らず、痛みの強い急性期には、まずその患部を徹底的に冷やして下さい。
よく痛みが強いにもかかわらず入浴や温湿布など、温めてしまう方がいますが炎症が抜けませんので先ずは冷す事です。 

冷やすのは湿布でも問題ありませんか??

問題ありませんが、短時間でマメに貼りかえる事が大切です。

湿布は炎症の強く起きている部分に貼っても、直ぐに熱を持ってしまいます。
その為、逆に保温効果的に働いてしまいますので炎症がなかなか鎮まらないケースが多く見受けられます。ですから正しい使い方をしなければいけません。
痛めた直後の“短時間での使用”なら構いません。上記にも書きましたが直ぐに熱を持ち湿布薬の冷却効果は長持ちしません。使用するならば、マメに貼りかえる事が大切です。
4時間置き位に新しい湿布薬に貼りかえる様にしましょう。
ただし、何日もダラダラと使い続けない事が重要です。
慢性的に、日々常用してしまうと、薬効成分で身体全体の血行を悪くします。
最終的に、痛んだ組織を回復させるには“血行の良い状態”を保たなければなりません。
ですので、辛い急性の痛みが出ている状況での、短時間の湿布ならOKです。
ベストは上記の通り、氷水による冷却です。

足にしびれが出てる場合はどうしたらいいでしょうか??

→自己判断は禁物です。

しびれは重症の目安となります。
かなり重症の可能性もありますので専門家に必ず診てもらいましょう。
上体をまっすぐに出来ない、保てない、くしゃみで痛みが悪化する・・・
こういったケースもかなりの負担が掛かっていますので自己判断は禁物です。
痛みに対しては上記の様に冷やしてもらうのが一番です。

ストレッチはしてもいいですか??

→痛みが強い時はまずは安静と冷却。ストレッチはしないで下さい。

急性腰痛の方は、まず痛くて出来ないでしょう。
ただよくあるケースで、痛みがどれ位あるか確認するように何度も何度も痛みの出る方にワザワザ動かす方がいます。
無駄に痛覚を刺激しより過敏な状態になります。回復を遅らせますのでご注意下さい。
基本的に急性期の強い痛みのある段階では安静にする事です。

慢性の腰痛をお持ちの方はストレッチも適応しますが、
過度に筋肉を伸ばそうとすると、筋は逆に収縮する習性があります。
近年、ストレッチの重要性がメディアを通じて紹介されていますが、過度のストレッチはしないこと。中にはそのストレッチで痛めている方もいる位です
ストレッチをしても鈍い痛みや疲労感が抜けない場合は専門家に一度相談してみて下さい。
(注意点)
痛みの出る場所というのは基本的に日頃伸ばされて不安定なところに多く起こります。
ストレッチをすることで余計に伸ばされ、不安定になり、悪化するケースが多いので下手にストレッチはしないで下さい。信頼出来るカイロプラクターや整体師にご相談して下さい。

強い痛みはないけど、常にだるい感じがする場合の対処法はありますか??

→痛みが強くないのであれば、日常的に良く温め血行を促進しましょう。

慢性的な痛み・疲れですね。
まずは血行を良くして、筋肉に栄養を与えてあげなければなりません。
毎日の入浴等で、お腹、腰周りを温めて、血行を良くしてあげましょう。
寝る時の腹巻も効果的です。
お腹には多くの臓器が納まっています。内臓への血流が悪くなると腹部に硬さや圧痛を感じるようになってきます。
常に循環の良い状態を作ってあげる事が大切です。
また、現代人は座って作業する時間がとても長く、腰が常に丸まっています。
腰のタイプにもよりますが、たまには腰を反らせてあげる事が必要です。
常時丸まった姿勢をしていると、お腹側は縮んだ状態、背中側は伸ばされた状態になります。
背骨を支える、背中側の靭帯が常にストレッチされると靭帯起因性の痛みが起こります。
これが疲労感や痛みの基となります。
ですので長時間座った後は、上体を後ろに反らせましょう。

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